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水夜ちはる「死神」
まとまりがあって読後感も良い短編でした。
ただ先読みはしやすいですね。いつもより短いせいかな?
異動先の先輩に関しては男性でも良かったと思います。
そのほうが死神と少女の出会いが際立ったかも。

天使から死神への転職、死神の仕事を説明するエピソードなどなど、コンパクトにスッキリとまとまっていて、お話の流れにスイスイと乗れて面白く読めました。
ヒロイン?が生死を選択するまでがあまりにも早過ぎる感じがしました。もう少しエピソードを挟んで重さを持たせたほうが良かった気がします。

星野伊織「線香花火」
思春期の少年の心の動きが鮮やかでした。
少年だけを見ればわだかまりの解れを感じて読後感はいいのですが、
少女とお母さんには、もやっとしたやりきれなさが残るのが気になります。
短編では難しいかもしれませんが、なにか和解なり救いがあったら、と思います。

ひと夏の出来事が鮮やかに描かれていて、青春って感じがしました。
女の子に促されて主人公が自分の思いを吐露する場面や、その後の家族とのやりとりがとても心に染みました。
最終ページの3行、それの前の段落とうまく場面が繋がるともっと良かったと思います。ページが分かれたせいもあるのでしょうが、一瞬話が繋がらなくて蛇足的に思えました。
会話や一人称の表現で引っかかるところがありました。

比良連「帰郷」
男女、という感じが希薄、ボーイミーツジジイ?
登場人物の中で好感を抱けるのが彼女の両親のみなので、感情移入がしにくいです。
主人公って感情を発露しないのに思い込みで静かに暴走するタイプなんでしょうか?
自然体って言葉が、不自然なほど出てくるのは笑いました。

淡々とストーリーが進む中で、最後の猫のエピソードに希望が感じられて良かったです。が、どうにも釈然としない感じが残りました。
恋人の父親と釣りをしたり酒を飲んだりするシーンが印象的。主人公が彼に感情移入していく流れは面白かったです。
「自然体」という言葉が何度も出てくるのが不自然。そこから最後の帰郷への繋がりが?で、無理に言葉で締めなくても良かったのでは、と思いました。

赤崎翔「天輝の花」
面白かったです。18thの続きですね。
拾った女の子が登場こそインパクトがあったものの、
途中は存在感がなく、もう少し目立たせてもよかったのではと思います。

読みやすく面白かったです!
世界観がしっかり感じられて、主人公の錬金術士、助手の少年、拾った女の子、それぞれの個性が際立っていて良かったです。
花火を作るとき、拾った女の子の出番がなくなってしまったのがちょっと引っかかりました。最後まで絡ませてほしかったです。
助手の少年と幼なじみの少女とのエピソードは18thを読んでないとわかりづらいかもと思いました。

美作驟雨「Remake the Worlds.」
フジリュー版封神演義みたいだなあと思いました。
目的は違えど介入しまくる「歴史の道標」が居るせいですかね。

長いのと文体の強さもあって一番読み応えがありました。好きな作風ではありますし、最初読んだときは面白いと感じたのですが、正直校正で4回も読んだのでもうよくわかりません。
すべて地の文なため会話の判別がしづらいです。
途中神話調になる部分は普通に小説として書いてほしかったです。
伯爵の首が胴体を離れてしゃべるシーンはシュールで好きです←

なな「sweet × tweet」
設定上男の子だけど、女の子同士にしか見えないなあ。好きですけど。
高校生にしては幼い感じがして、通しで読むと小中学生のこまっしゃくれたやりとりっぽいですね。
内容はこのくらいの長さでちょうどいい感じ。変に長くなるより収まりがいいです。

佐藤遠菜「ある夏の日」
文化祭巡りが冗長過ぎて退屈です。動きがあるのに動きを感じない。面白みもない。
多少恋愛イベント展開はあるものの、道中の二人から恋愛感情を読み取るのは至難の業。
やり取りする台詞に重さが全くないため、中身がすかすかです。
軽いやり取りを描きたいなら、もっと地の文を増やしてもいいのではないでしょうか。

前半から後半までの文化祭巡りをどう楽しめばいいのかわかりませんでした。
最後まで読んで、文化祭巡りの中に最後へ導くようなヒントが散りばめられていれば面白かったのでは、と思いました。
(超個人的意見ですが)文化祭は秋って印象があるのでタイトルに違和感を感じました。

しゃぐな「プリンのマホウ」
校正のときより加筆されてますね。校正したはずの場所が未修正になってたので、作者の旦那に苦情を申し立てたい。(少なくとも算用数字は全て漢字に直したと思う)
加筆前唐突に出てきた幼馴染が、存在を匂わす記載が増えたことにより登場が自然になっていて良かったと思います。
スピーカー越しの彼の声には気付くのに、直接会った彼の声に気付かないのは少し不自然ですね。懐かしいと感じる声ならは肉声のほうが記憶に近いと思うのですが。
意識して聞くのと、無意識の違いなのかもしれませんが。
全体的に柔らかく優しい雰囲気が素敵です。10thの館さんのときから作風はあまり変わっていないようで安心しました。

落ち着いた雰囲気で語られていくので安心して読めました。
妹やその子どもたちに向けられる感情が優しくて良かったです。
カルボナーラとナポリタンが美味しそうで食べたくなりました。
・回目に再会したとき、相手と会話をしているのに気付かないのは不自然な感じがしました。1回目は会話をしない(声を聞いていない)とかにすれば良かったのでは、と思いました。
「」内の最後の「。」を削除したくてたまりませんでした。

クリイプ「パンドラボックスアカデミア」
ギムナジウムいいですね。
テーマを隠しても、序盤の入浴で違和感をおぼえテーマが透けて見えてしまいます。
授業内容は序盤もう少しぼやっとさせて、後でくっきりでもよかったかも。

タイトルが絶妙。
閉鎖された空間独特の靄のようなものがお話全体に感じられて、それが外からきた少女の明るさを際立たせていて良かったです。
最後の一文好きです。いい終わり方だと思いました。

イマイマイ「madrugada」
日常的な出来事の端々に別れの前兆が感じられて、明るいのに切なくて、そして密かな熱を感じるお話でした。
別れを前にした主人公が、友人たちに何かを残そうとしたり、別の感情を見い出しながらも押さえ込んだりと、割り切れない感情を抱えながらも別れを選ぶのがやり切れないですが、そこから最後希望を取り戻すのが感動的でした。
冒頭、ちょっと話に入りにくい感じがしました。
料理のシーンが美味しそうでいいです! 角煮食べたい。
懐かしくなって『アイタイ病』を読み返してみました。頭から花はインパクトありました。

三城俊一「サライェヴォの銃弾」
夫婦の強い愛情を感じました。報いたい認められたいという想いが悲劇に繋がるというのは、なんともやるせない。
悲劇的ではあっても、周囲の冷遇に生涯負けなかったと思えるラストの余韻が素晴らしかったです。

いつもながら安定の描写力でブレがないです。
三人称で登場人物の感情描写はほとんどないのですが、それだけに起きた事実の積み重ねから登場人物たちの心情が察せられて胸にきます。
珍しく事件そのものを知っていたので、タイトルから最後がどうなるかは読む前から想像がついていたのですが、良い意味でそれは裏切られなかったという印象。
ラスト、皇帝に関する描写はなくてもよかったようにも思いました。

松駒「シーサイドスーサイド」
リメイクとのことで、よくまとまってると思います。
男性の飄々として諦めている雰囲気がいいですね。

黒い松駒さん。でも最後は明るく締めるところもまた松駒さん。
短い中に二重三重の仕掛けが施されていて、それをほどよくばらしていくという……面白かったです。
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